お客様に商品を購入してもらい、それをお届けする時によく使用される発送用の宅配袋。
実は、ちょっとした工夫をすることで送付先のお客様にリピーターになってもらえる可能性を上げることが可能です。
なかでも、最もお客様が手軽に触れるのが、スマホによる再訪問です。
スマートフォンの普及率は、iPhoneの上陸から一気に加速しており、2021年の段階で””携帯電話を所持している層の92.8%がスマートフォン所収者””である、っということも判明しています。
つまり、お客様にアプローチするには【いかにスマートフォンという時代にコミットさせるかどうか】が重要になってきています。
ワンポイント印刷に「QRコード」で再アプローチ
現在ではインターネットによる各種サービスが発達しているため、一度でも商品などを購入してくれたお客様を、なるべくリピーターに変換していくことで市場の中で優位に立つのが一般的なマーケティングです。
しかし、小物物販やアクセサリー、書籍といった分野は完全にインターネットだけで完結するかというと微妙なラインになっています。
多くの小規模な事業所やフリーランスは、広告費用を”インターネット上”にかけます。
- サイト構築や運用
- 検索用の広告出稿
- サイトデザイン費用
もちろん、インターネットという世界に店舗があるのであれば、これらも必要かつ必須ではあります。
しかし、商品を届ける方法が宅配袋であるのならば、これをマーケティングに取り入れない「選択肢」はありません。
なぜなら、すでに商品を買ってくれているお客様はリピーターになって頂ける可能性が、新規のお客様よりも圧倒的に高いからです。
弊社のワンポイントロゴ印刷では、URLなどを「QRコード化」して印刷することも可能です。
QRコードの読み取りであればスマホ1台で1分もあれば済ませることが出来ます。
スマートフォンを使用してもらうにも、会員登録項目が多かったり、メールでのお知らせになると流されやすいものですが、簡潔な文章とQRコードであれば、お客様の時間を頂くこともありません。
どうしてもインターネット時代という側面で見落としがちになりますが、身近な部分では大手の飲料会社のラベルなどにも多くのQRコードが掲載されています。
コンビニなどで買える飲料などにまでQRコードが使用されている理由は、それだけ消費者側の負担が少ないということの証明でもあります。
どんなURLをQRコードにする?
では、QRコードとしてどんなページURLを【QRコード】にすると効果的なのかをいくつか紹介いたします。
新商品ページ
商品サイクルがある程度の入れ替わりを持っていたり、新しい商品をアピールしたいという場合には、新商品を一覧化したページURLがおすすめです。
内部的には「新商品ページの更新・公開」という作業をしておくだけで、どのタイミングであっても最新版の新商品一覧ページが見られることが理想的な導線です。
セール品のページ
少し在庫が余っていたりなどの理由で、通常価格より一時的に売価を下げて販売するセール品ページがあれば、こちらも有効だと言えます。
インターネット上で買い物をする人は、どうしても購入癖が多少あります。
大手のAmazonや楽天にも言えることですが、規模が小さくても「セール品」という言葉は興味を引きやすいものです。
少し付け足すと、具体的に元値を表記した上で値引き後の価格が一緒に表記されていると、さらにお得感を感じやすいといった特徴があります。
トップページをQRコードにするのは賛否両論あり
よくホームページなどをQRコードにしてお客様への導線を作るなかで、ホームページやECサイトのトップページをリンクしてしまうことがあります。
トップページは検索上ではアクセスされにくいポイントですので、幅広く知ってもらいたい、という場合には有効な場合もありますが、トップページからの導線が簡略化されていないと、購入者であるお客様がすぐに離脱してしまうというリスクもあります。
出来る限り、商品に直結させるという意味では「個別の一覧ページ」がおすすめですが、ブランディングとしての意味合いを持たせておきたい、という場合にはトップページを採用するケースもあります。
アナログ×工夫で戦略的なマーケティングを
冒頭でも述べましたが、物販、ECサイト、フリマアプリなどで商品発送をする場合には「商品の状態」には気を使えても、お客様が最初に手に取る「宅配袋」は見落とされやすいポイントです。
とくに、フリマアプリなどでは梱包資材を再利用したりするケースも多いですが、ビジネスアカウントなどであれば、ある程度の見栄え、そして宣伝活動を加えるほうが、コストパフォーマンスは上がりやすくなります。
弊社NETPACKでは、小ロットから大量発注まで様々な素材、サイズ、形状の宅配袋にワンポイントロゴを入れて、オリジナル宅配袋を制作することが可能です。
オリジナル宅配袋の制作にご興味のある方は、まずはお気軽にご相談くださいませ。